当店のMTBトランスポーター遍歴

トランスポーター

MTBを始めるにあたり、どういう車が、MTBを積載するのに具合がいいですか?やはり、軽バンかハイエースですか?というご相談、本当によく受けるんです。
ただ、いきなり身もふたもない話なんですが、別にどんな車だって、工夫と気合と根性で、MTBを運ぶことは可能ですよ(笑)さらに、どうせMTBを積むなら、スタイルにもこだわっていきたい……というわけで、おいらが過去に所有した、様々なMTBトランポをご紹介しましょう。

最初に記した通り、MTBのトランポ = ハイエースか軽バン、という感覚がおいらは大嫌いで(笑)。
そのため、以前は、意外性のある小さな車で、MTBを運んでいました。

こちらはトヨタIQというスモールカー。1000㏄、車検証上は4人乗りですが、リアシートにはイヌかネコくらいしか乗れません(大笑)。ルーフキャリアも、独特のルーフ形状のため、一筋縄では取り付けられない。2つのブランドのベースキャリアを組み合わせて、なんとか装着した力作でした。

その後、さらに小さい車にチャレンジというわけで、YETIカラーにオールペンしたミニクーパーに乗り換え。これは目立ちましたね~。米国のYETIファンクラブにもこの写真は採用されたくらい(大笑)
ただ、この車高にこの小さいタイヤですから、乗り心地はMTBハードテールよりもはるかに悪く、長距離移動は最初のIQの方が何万倍も楽ちんでした。そんなわけで、頑張って作ったこの車は、意外にも短命でしたね(涙)あと、小さい車はやはり物が積めない。そんな物理的制約にギブアップしたのもこのころでした。

そこで、もうちょっと大きな車に乗り換えよう。でも意地でもハイエースには乗らない……とチョイスしたのが、アルファードハイブリッド。現行ではなく、初代のモデルですね。
ルーフにはポップアップ式のルーフテントを設置して、バイクは車内とヒッチキャリアに搭載。

このアルファードは、1500Wまで100V電源が使えるんです。冬場のライド&キャンプでも、電気が使えるのでいろいろと便利。このソロキャンプはもう寒い冬に行ったのですが、テントの中は電気毛布、外のテーブルの下にはファンヒーターを設置していました(笑)
ですが、当店の活動が活発になってきて、一度に多数のデモバイクを運搬しなければならない必要に迫られ、このアルファードもすぐに乗り換えられることに……

そんなわけで、ハイブリッドのエスティマで、トレーラーをけん引!(大笑)
ボートトレーラーを改造して、ルーフテントを装着できるようにし、MTBも最大8台積載。エスティマの車内にも3~4台積載。加えてキャンプ道具もたくさん積んで、高速道路を爆走していました。

このトレーラーは、ESSバッテリー(蓄電池)を搭載して、かなり電気が使えました。ルーフテントの中では、電気毛布も導入していたんです。ハイブリッド牽引車の駆動用のバッテリー電力をそのまま蓄電に回すというシステムでした。そのため、冬のイベントでは、こたつまで設置可能に(爆)
総重量が750㎏以下ならけん引免許も不要だし、トレーラーをけん引しない時は、ヒッチキャリアなども使えるし、意外にどんな車でも、これくらいのトレーラーならけん引できちゃうもんなんですよ。
ただ、やはり駐車スペース問題はネック。トレーラーは縦列駐車が絶望的に大変なうえ、Uターンするのも一苦労。というわけで、やはりトランポは1台がいいのでは……という結論に(汗)

そこで、ピックアップトラックへ移行しました(笑)こちらは、初代のトヨタ・タンドラ。いわゆるカナディアン積みで4台。ベッドにフレームを組んで、ルーフテントを装着。ヒッチキャリアも取り付けられたので、6台積載可能。その気になれば、ルーフキャリアもつけれたので、最大9台くらいは行けました。
これは今見ても一番格好良かったですね。が、車高を上げたゆえに、バイクの乗せおろしは結構大変でした(苦笑)あと、人が4~5人乗ると、荷物を載せるスペースが荷台(ベッド)の中しかなく、セキュリティの問題がありました。

そこで、今度はこいつに乗り換え(爆)フォード・エクスカージョン(笑)。全長6m弱、排気量6000㏄以上、燃料タンクは140リッター容量と、ここまで日本にフィットしていない車も珍しい(大笑)。でも、6台積みの背面キャリアが何事もなく取り付けらて、さらには室内にも4台は楽勝で入ります。さらに……

こいつにポップアップテントをルーフに載せて、キャンパー仕様に。ただ、このころ、eMTBも本格的に扱い始めたので、移動しながら充電できる車がいいなぁと考え始め……

お馴染み、Gonzo’s移動式ベースにつながるわけです(壮大なストーリーでしょ・爆)
トヨタコースターのロング車両をベースにした大改造車で、いまだに改造進行中(汗)ルーフに2200Wのソーラー発電システムを装備し、一軒家4日分の電力を蓄電できるESSシステムを装備。車の全長は7m、高さ3m、幅2mと、大型ダンプなみのサイズ(自爆)

ベッドの下の空間をMTB収納スペースとし、スライドフロアで引き出せるように。現在は、ここに3台搭載できるようになっていて、さらにはeMTBを充電することも可能。さらに、ヒッチキャリアもつけて、もう6台は搭載可能。
これは、もうある意味、理想のMTBトランスポーターなんですが、近所のトレイルに行くには車がデカすぎる(アタリマエだ)。というわけで、贅沢にも、中近距離用のトランポを用意することに……(大笑)

で、何を血迷ったのか、プジョーのオープンカーを買って(実は安かった)、屋根を開けてそこにバイクを放り込む暴挙に(爆)
笑われるかもしれませんが、これ、何気に具合がよかった。エンデューロバイクだとちょっと工夫しないと収まりは悪いですが、ハードテールくらいならこれでも十分。問題は、雨は降ったらどうするんだ?ということくらいで(大笑)はい、もちろん、シャレでやったんですよ。

そして、1周回って、再びピックアップトラックに(汗)車は、ちょっとレア車なんですが、フォードのエクスプローラー・スポーツトラック。まあ、ダブルキャブの普通のピックアップです。
今度は、KUATの3台積みキャリアをヒッチに取り付けました。これによって、ベッドに3台、キャリアに3台と6台積みが可能となり、試乗テストやちょっとしたイベントでは重宝しています。

で、これだけいろいろ乗り倒してきて(実際にはもっと乗っている・汗)、結局、どの車がどのスタイルが一番使いやすかったかというとですね……

意外にもプリウスに、ヒッチキャリアの組み合わせ。1~2人で遊びに行くなら、この組み合わせが一番いいと言い切っちゃう。
理由は簡単で、とにかく燃費がいい。バイクを積むと空気抵抗で燃費は悪化しますが、それでも軽バンよりも全然いい。沼津で満タンにして、白馬岩岳を往復して、翌日にふじてんへ往復してもまだガソリンが余ります(本当)。
あと、意外なことに、中がとても広いんです。

以前に、イベント展示のためにこのプリウスを作ったんですが、プリウスって、後部座席を畳むと、中で大人2人は寝れるスペースができるんですね(身長180㎝くらいまで)。
なので、このプリウスのように、ルーフボックスを取り付けて、うまく荷物をパッキングすれば、車中泊してライドなんていうことも全然可能に。

とまぁ、当店のトランポ遍歴をざっくりご紹介しましたが、多くの車に取り付けられていたヒッチキャリア、これは今後の主流になっていくのではないかと思います。
次回は、このヒッチキャリアについて、もっと深くご紹介しますね。

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