YETIの最強EバイクがLTe。でも、これ、最強ですが、最恐かもしれないEバイク。
まず、財布に恐ろしい(一番安いモデルで185万円!)。次に、家族の反応が恐ろしい(当然か)。さらに、乗るとこれが恐ろしい(本当)。

当店に置いてある、おいらの私情車は、最高グレードのT4。お値段、怒涛の266万円+カスタム費用(吐血)!CX-Rというレースモーターを搭載していて、モーター出力は750W、最大トルクは100Nm……と書くと、いったいこれがどんな数字なのかわからんので、まずは、トルクと出力の関係をわかりやすく説明して!とAI先生に聞いてみたらですね……(汗)

AI先生すげぇな(滝汗)でも、ヘルメットかぶらないとダメだろ(そこじゃない)
つまり、LTeのCX-Rモーターから、最大750Wのパワーを引き出すには、ペダルの回転数も必要ということです。が、LTeはアシストバイクなので、あくまでライダーのペダリングの力に対して、アシストするのが基本。CX-Rは最大400%のアシスト率(レースモード)なので、最大パワーを稼ぐには、180Wちょっと(ロードバイクで時速31~32キロを平たん路で維持するくらいの出力)のペダリング出力が必要になるんです。

こちら、ヤマハの電動原チャリ、Eビーノ。定格出力(安定して出せる出力)は580W。最高出力は1200W。最大トルクは7.8Nm。
単純比較すると、LTeのXC-Rモーターは、電動原チャリの定格出力の1.5倍くらいの出力があって、さらに最大トルクは電動原チャリの13倍弱!!!そりゃ恐ろしい……と思っちゃうわけですが、前述の通り、LTeは電動アシストバイク。

乗れるライダーがちょっと踏み込めば、ペダリング出力は簡単に200Wを超えてきます。この時に、最大トルクの100Nmが発動するかというと、残念ながらそうではない。理由は、最大トルクが発揮される前に、最高出力の750Wにリーチしてしまうから。

これは、E-MTBマガジンが、CX-Rの出力とトルクをテストベンチで計測した結果。テストベンチの出力数値というのは辛く出るので、最大700W表示になっていますが、ライダーの出力が200Wを超えると、トルクは84Nmで頭打ちになっています。
なんだ、100Nm出ないのかよ!と文句言わないの!84Nmだって、前述のEビーノの最大トルクの10倍以上ですぜ!このトルクがあるEバイクで強烈なヒルクライムやったら、いとも簡単にまくれて後ろにひっくり返りますよ。
あと、出力は700Wかよ!とも言わないっ!700Wってね、ロードバイクで時速50キロ以上で巡行するような出力よ!(白目)そんなパワー、トレイルで使ったらアブナイっつーの!!
そんな理由から、当店では、普通のライダーはこのCX-Rモーターを搭載したLTeは、全く不要であると断言しちゃいます。

倒立フォークはついていないけれど、Factoryサスペンションに無線駆動系がついているT3グレードは、お値段232万円。

別にカシマコート要らない、無線変速も要らないというなら、こちらのC2グレード、お値段185万円。
T3とC2に採用されているのは、CXモーターなんですが、実は、最大トルクや出力は、CX-Rと同じなんですよ(汗)

こちらのCXモーター、CXーRとなにが違うのかというと、まず、CXには、CX-Rのような400%アシストのレースモードがない。最もハイパワーなターボモードは、340%アシスト。でも、アシスト率が低い結果、モーターのトルクを活かして出力を上げるようになるので、ペダリングの回転数をそこまで上げなくても、バイクの出力を上げやすいというメリットがあるんですね。つまり、CX-Rよりも間違いなく乗りやすい。
あと、CX-Rはブーストモードといって、ペダリングを止めた瞬間から、2mくらい、モーターのみがバイクを前進させる機能がレースモードについています。でも、これ、慣れないと本当に危ない。あ、ちょっと危険だからバイクから降りようとペダルを止めても、バイクが勝手に2m進んじゃう(大汗)その点、CXにはそんなモードがないので、トレイルでは間違いなく安心です。

さらに、CX-Rにはチタン製のシャフトやセラミックベアリングが使われたりして、CXに比較すると、ざっくり150gくらい軽いんです。まあ、150gは確かに大きいんですけどね、でも、T4とT3を比較すると、T3は通常のFOX38なので、Podium搭載のT4よりも軽いんですよ(笑)
あとは、CX-Rは、ペダリング回転数が120RPMを超えても、コンスタントにパワーアシストしてくれますが、CXはペダリング回転数が高回転になると、だんだんアシスト量が減ってきます。でもね、Eバイクでケイデンス120RPMってなんなの?楽したいのに、どうしてそんな苦しい回転数を維持しなきゃいけないわけ!?というわけで、これも普通のライダーには不要の機能ですね(爆)

そして最後に、LTeのバッテリーサイズは800Whなんですが、前述のE-MTBマガジンのテストによると、CX-Rをレースモードで使い倒すと、航続距離が25㎞程度しかない!もちろん、Ecoモードなども使いまわせば、もっと航続距離は伸びてきますが、当然のことながらCXモーターの方が電力消費は少ないので、航続距離は伸びてきます。
とまぁ、こんな理由から、LTeを購入する際は、T3グレードか、C2グレードをお勧めします。C2グレードの場合、T4グレードの差額は81万円ですよ(汗)。この金額があれば、いろいろとアップグレードができますから(特にブレーキとか)、お悩みの際は遠慮なくご相談くださいませ~
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